I. 4年前の日語部ホームページ開設に伴うお証し - 中島賢 - 2007年3月

 早いもので、2002年9月下旬に日語部のホームページを開設してから、ちょうど4年がたちました。4年間のページビュー(日語部のホームページが閲覧された「のべページ数」)は、12万回を超えました。4年間、ホームページのデザインを一度も変えていませんので、ホームページの管理者としては「失格」だと自分では思っています・・・(苦笑。)そのような私の怠慢さを赦してくださっている日語部の皆様には、本当に本当に感謝しています! 

 振り返れば4年前(2002年)の9月、「そう時間がかからずホームページは制作できるだろう」という高慢な私がいました。日本でのコンピュータシステム開発の仕事で、それなりに実績を残して渡米したこともあり、私は高ぶっていました。2ヶ月前にクリスチャンになったばかりというのに、既に高ぶりが始まっていました。愚かな私です。 

 ところが、何度考えても良いアイディアが生まれず、良かれと思って制作し始めてもなぜかうまくいきませんでした。高ぶっていた分思い通りにいかない自分にあせりと怒りを感じましたので、余計うまく制作できませんでした。日語部のどなたからも、「早く制作してね」とか「かっこよく制作してね」とは言われていないのに、勝手に自分自身で思い詰めてしまっていました。その結果、本当に自分の無力さを実感したものです。 

 いろいろと思い悩んだ末、「神様ギブアップです!私は高慢でした!私は無力です、助けてください」というようなことを心から祈ったと記憶しています。その時、「必要なものは全て与えられている」という、神様からの言葉が聞こえました…「そうか、そうだよな、アレとコレをこうすればできるかも…。」「言葉に表現できない不思議な力」を与えられたその後、なんと自然に頭と身体が急速に動き始め、数日の間に今のホームページができあがりました。驚き以外の何物でもありません。それとともに、神様の恐ろしさを実感したものです。 

 おそらく、「神様に祈らず、神様に委ねず、自分の力のみを信じた行いではダメですよ!」と神様が教えてくださったのでしょう。実は私がクリスチャンになる少し前に、大谷先生が私へ助言して下さっていました。「クリスチャンになったばかりの時期は、いろいろと熱い想いが生まれる分、逆に間違いも起こしやすくなりますよ」・・・と。その通りでした。 

「 高ぶりが来れば、恥もまた来る。知恵はへりくだる者とともにある。」
(箴言 11:2) 

「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」
(箴言 16:18) 

 今後につきましては、過度の重荷をどなたかに与えることなく、現在のホームページがさらに充実した内容に進化することを祈る次第です。その結果、世界のいたるところから閲覧できる現代の貴重なツールである「ホームページ」を通じて、「神様からの見かえりを期待しない愛」のすばらしさを、一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。