私はトーレンスの出身で、高校生の時ガーデナ教会に初めて来ました。一年半ぐらい英語部の中学生のサンデースクールの先生をしていましたが、今は日語部に参加することができて本当にうれしいです。私は3ヶ月前、大阪からアメリカに戻ってきました。去年の9月にキャンパス・クルセード・フォ・クライストっていうクリスチャンの団体をとおして大阪大学と吹田聖書福音教会で仕えることになりました。なぜかよく分かりませんですけれども、私は韓国系アメリカ人ですのに、神様が私に日本に福音を伝えたいという思いを与えてくださったと信じています。それで、去年の9月から一年間大学を休学して日本に行きました。 私は宣教師として日本に行く前に、日本の霊的な状態を教えられ、日本のクリスチャン人口は1%以下で、現代の多くの若者が悩んでいると聞きました。それに、日本では伝道することがとても難しくて、福音を分かち合っても日本人はほとんど宗教は自分とは全然関係がないと思っているのも聞きました。時々不安になりましたが、日本に行って一人もクリスチャンにならなくても神様が導かれた旅に従って行くのがキリストの目には喜ばれることだと信じて、行きました。 大阪大学で英会話を教えたり、吹田教会で集会を開いたりして日本人の友達はたくさんできましたが、だれも「神」とか「宗教」のことには興味がなかったです。半年ぐらい頑張って伝道したり、集会を準備したり、学生たちと交わって話しました。私のミッションチームが頑張って半年働きましたが、実が全然見られませんでした。それで、みんなが疲れてきて、日本に来たことをただ「いい経験だったな~」と思って、日本への宣教を大体あきらめかけました。 でも、私たちがあきらめかけている間に、神様が力強く働いてくださいました。一人一人、学生たちの心が開いてきました。私たちのサークルのクリスチャン学生たちが自分の友達に伝道したり、教会に誘ったりして何人か救われました。まだクリスチャンではない学生でも友達を教会に誘ったり、聖書の勉強も始まったりしてまた何人か救われました。大学で伝道するときにも、学生たちが一回福音を聞いてすぐに信じたこともあります。福音を聞いてもすぐには信じられない学生も多かったんですけど、すごく興味を示してくれて、一緒に食べながら話したり、聖書を勉強して救われた学生も何人かいます。 ある日、吹田教会では聖餐式がありました。9ヶ月くらい続けて礼拝に出ていた、まだクリスチャンではない友達が来ました。礼拝中、その友達が急にパンとぶどうジュースをつかんで、一緒に聖餐式に参加しました。まわりの人がみんなびっくりして、礼拝の後、牧師先生がその友達のところに行きました。「そういちろう君、聖餐式っていうのは、イエス・キリストが自分の罪のために死んでくださったことを信じる人が参加できることで、そういう人はイエス・キリストの名前で祈るよ。」と言いました。そういちろうが自信をもって答えました。「僕はもう二回目ですよ!」。すると牧師先生が「一回でも十分です」って答えました。それからそういちろう君は8月にバプテスマを受けました。そして、この一年間、50人以上が救われました。 5月に救われたあゆみちゃんはすぐにお父さんを教会に招待して、彼女もそういちろう君と同じ日にバプテスマを受けました。あゆみちゃんは大阪外国語大学の学生で、彼女は自分の大学のために祈りながら、日本から世界に福音を伝えるために神様が大阪外国語大学を作られたと信じています。あゆみちゃんはイエスさまを受け入れて半年もたっていないですけど、9月に京都へのミッションに行ってきました。ぜひぜひ、あゆみちゃんとそういちろう君の信仰のために祈ってください。 日本は霊的に死んでいると言われますけれども、私には今まで神の愛と力と恵みを一番もらったところ、神のことを一番学んだところは日本だと思います。続けて家族のため、友達のため、教会のため、日本のために祈りましょう。「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんなことでも、地上でこころを一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」(マタイ18:19-20) |